校長あいさつ

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令和3年度は「自分の考えをしっかりと持つ」と「凡事徹底」



飯塚市立飯塚第一中学校
校長 吉田 浩昭

 令和3年度が始まりました。本年度も新型コロナと付き合っていく1年となりそうですが、ため息をついてばかりはいられません。このような状況でも生徒たちの未来のために学校としての歩みを止めずに進んでいかなければならないと決意を新たにしているところです。
 
 本校は昨年度に引き続き、キャリア教育を教育の根幹として正解のない問いに対して自己と向き合い、他者の意見を取り入れ、社会とのつながりを考えた最適解を導き出す「てつがく的思考力の育成」に力を入れていきます。そのために本年度は「自分の考えをしっかりと持つ」ことを重点に教育課程を展開していきます。「てつがく的思考力」を身につけていくためには、最適解かどうかは別にしてもまずは人の意見を鵜呑みにせず、自分の考えと他者の意見を頭の中でよく咀嚼して、どうしてそのような結論になったのかを自分の言葉で説明できるレベルの考えを持つことが必要と考えました。また、これからは今までのように「人と同じことができればよい」という社会から、自分の考えで判断、行動し、新しい価値を創造していく社会になっていくといわれています。そのため「自分の考えをしっかりと持つ」ことは「てつがく的思考力」との関連ばかりではなく、これからの社会に必要な資質・能力の基盤づくりになると考えます。本年度は、この重点達成のために教科をはじめ様々な授業の中で、思考する場を設定し、自分の言葉で理由が説明できる手立てや本年度から生徒1人1台配備されていますタブレットを活用した手立てをうっていきます。さらには、教科等をつなげる横断的な学習によって「分厚い学習」を行っていきます。教科横断的な学習においては、特に総合的な学習と道徳をつなげた学習に焦点を当てた研究を行い、秋には筑豊教育事務所管内での発表会を行う予定です。

 次に本年度のもう1つの重点は「凡事徹底」です。生徒の心が整っていなければ意欲はわいてきませんし、学んだことは腑に落ちてきません。心の教育が必要です。大きな声であいさつ、時間を守る、整理整頓、掃除で場をきれいにするといった当たり前のことを徹底して続けていくことで、自信がわき、心が整います。学習や活動を充実させる基盤づくりのために本年度も「凡事徹底」に力を入れていきます。

 本年度は以上の2つを重点として学校経営を行っていきます。コロナ過の中、乗り越えなければなら
ないハードルは多々生じると思いますが、職員のベクトルをあわせ、保護者、地域の皆様と力を合わせ
て生徒の未来のために最善を尽くしてまいります。どうか本校教育へのご理解とご協力をお願いいたします。

一中通信 第1号(2021年4月27日発行)
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