「ソーシャル・ディスタンス」という用語について
保護者の皆様へ
日本でよく使われている、2メートル以上の対人距離を呼びかける「ソーシャル・ディスタンス」という言葉は、「人とのつながりの減少により社会的孤立が生じる」恐れがあることから、世界保健機関(WHO)では「身体的、物理的距離」を意味する「フィジカル・ディスタンス」に言い換えるよう推奨しています。
福岡県教育委員会は、このようなことから、「ソーシャル・ディスタンス」を他の言葉に置き換える等の配慮が必要とする見解を出し、言い換える場合の用語を次のように例示しています。
・それぞれの場面に応じて、「身体的距離の確保」「人との距離の確保」「適切な距離」などといった言葉を使う。
・感染拡大防止の趣旨から「セーフ・ディスタンス」という用語も提案されている。
誰が感染してもおかしくないコロナ禍の中で、感染者や濃厚接触者等が社会的に孤立しないように、それぞれの立場でできることを努力していかなければなりません。まずは、一人一人が「フィジカル・ディスタンス」(身体的、物理的距離)を心がけることですね。
皆が安心して過ごすことができる環境を共につくっていきましょう。
片島小学校 校長 井上 真一