校長あいさつ
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みなさまはじめまして。本年度より二瀬中学校長を務めます梶栗浩司と申します。二瀬中学校とは縁がありまして、これで3度目の勤務になります。愛着のある学校に赴任できたことを大変うれしく思っています。
さて、通信技術をはじめとする科学技術が進展し、それに伴いグローバリセーションが進み子供をめぐる社会状況は大きく変わってきています。社会は、個人が単に生活するにはますます便利になっていますが、その分いろいろな人間関係が希薄になり、人が“人間”に成長していく大切な部分が断片的に失われており、ある意味、子供たちが人間的に成長してくのが難しい時代になっているのではないかと感じることが多くなっています。
そのような中、仲間と共に学ぶことのできる学校は大変重要な学びの場であると考えます。本校では、「自ら学びに向かい、多様な学びの中で、自己を成長させる生徒の育成」という学校教育目標のもと、子供の“学び”と“成長”を大切な柱として教育活動を進めてまいります。そして、本校での学びと成長の経験が、予測困難といわれる時代を生き抜いていくことに役立ってくれることを願うばかりです。
「今日の努力は、明日の希望!仲間(みんな)がいるからがんばれる」を合言葉に、希望をもって、生徒それぞれが自分の今を大切にし、自分にできることを積み重ね、一人でできないことも仲間と一緒ならできるという、認め合い支えあいの経験を経ながら、さらに仲間の輪を広げながら成長していける場面をつくっていきたいと思います。
子供たちは地域の財産であり宝です。より望ましい子供たちの育ちのために家族・地域・学校が子供を真ん中に位置付けて、手を取り合って教育活動を進めてまいりたいと強く思います。