学校の特徴

characteristic of school

   庄内中学校は、福岡県のほぼ中央部にある飯塚市の東部に位置し、昭和22年4月1日、学制改革により、庄内国民学校から庄内村立庄内中学校となりました。昭和33年に町制が施行され、庄内町立庄内中学校となり、平成18年には合併により、飯塚市立庄内中学校となりました。特記すべき出来事として、昭和24年5月20日、昭和天皇九州御巡幸のおり、本校2年生の国語・数学の授業を視察されました。また、炭鉱が盛んだった頃の昭和25年度より38年度まで、全校生徒数が1000人を超え、最大数は、29年度の1547人30クラスでした。昭和39年には、東京オリンピックの聖火リレーの随走者として、生徒11人が参加し、全校生徒が仁保の沿道で応援しました。部活動も盛んで、多くの部が筑豊大会上位に進出し、県大会出場を果たしています。昭和61年8月には、男子バレーボール部が福岡県大会を制し、第16回全日本中学校バレーボール選手権大会に出場しました。部活動は、体育会系、文化系ともに平成、令和になっても、先輩方が築かれた「庄内中魂」が脈々と受け継がれています。現在創立74年を迎える地域に根ざした伝統ある学校です。
      

   令和5年度は、学校の教育目標を「将来ビジョンやその実現に向け時代の移り変わりに対応できる子どもの育成」とし、「学び合いを通して自己の学びを振り返る生徒」「夢の実現に向けてこれからの時代を生き抜く生徒」を目指す生徒像とし、てつがく的な学びから生徒を成長させる学校、地域と連携・協力し地域から応援される学校を目指していきます。
  また、本年度より、子どもたちの多様性の理解を深め、人権意識を高めるとともに、生徒のだれもが安心して自分らしく学校生活を送ることができるよう、機能性・耐久性・経済性・安全性等幅広い視点から、庄内中学校の標準服のあり方を検討し、ブレザー型の制服を取り入れました。