本校は、龍王山（615.6m）の北側に当たり、飯塚市と福岡市を結ぶ国道201号線添いの平地の中央付近にあります。(標高：238.7m)八木山の緑豊かな自然を生かした教育活動を行っている小規模・複式学級(児童数13名、4学級)(4月現在)の小学校です。

　学力の基礎･基本の定着を図るために、全学年で朝の読書とチャレンジタイム(ビジョントレーニング・音読・百ます計算・MIM・百秒作文など)に取り組んでいます。また、学期末には、国語・算数・理科・社会の既習内容の定着を図るために、八木山検定を実施しています。(テストの正解が9割以上を合格としています。)また、体力を向上させるために、昼休み後の5分間をトレーニングタイムと位置づけ、全校児童でいろいろな運動に取り組んでいます。



　学校行事では、全児童を2つの縦割りの班に分け、高学年の児童が低学年の児童の世話をするなどの異年齢集団による活動に取り組み、仲間への思いやりや優しさを学んでいます。（①歓迎集会・歓迎遠足、②春・冬の野鳥観察会、③うるち米作り（田植え･稲刈りなど）、④秋の遠足（隔年でスキー教室とスケート教室）、⑤第２八木山の里すずらん訪問、⑥八木山ふれあいフェスタ（もちつき・門松作り）、⑦なわとび大会　など）



　昭和55年より、緑の少年団活動に取り組んでおり、今年度も、春・冬の野鳥観察会、学校田でのもち米作り、緑の少年団交流集会(キャンプ)など、八木山の自然を生かした体験学習を教育課程に位置づけて取り組んでいます。



　昭和61年より青少年赤十字に加盟しており、健康安全（生命と健康を大切にする）、奉仕（人間として、社会のために、人のために尽くす責任を自覚し、実行する）、国際理解・親善（広く世界の青少年を知り、仲良く助け合う精神を養う）をキーワードにして取り組んでいます。救急法（心肺蘇生・ＡＥＤ）の出前授業（８月）や、災害義援金を赤十字社に送ったりしています。



　平成24年度より、コミュニティースクールとして、地域の伝統や文化を生かした八木山相撲や八木山獅子舞などの特色ある教育活動を展開しています。（令和３年度は、八木山地区住民の皆様を中心に、延べ263名の方にゲストティーチャーとして来ていただいています。）たくさんの体験活動を通して、豊かな心が育成できています。

　平成13年度からは、飯塚市校区拡大事業として、飯塚市内より通学生を受け入れ、現在は飯塚市の特認校制により、12名の児童が通学しています。（令和３年度までの卒業生：40名）（通学方法等の詳しいことについては、学校にお問い合わせ下さい。また、学校見学につきましては、学校開放日以外でも随時受け付けますので、学校へ連絡をして下さい。

年8回実施しています